子どもの権利条約について学ぼう
今こそ子どもの権利条約を
2021年1月より、神戸フリースクールのスタッフちくりんと、親の会の大竹が不定期で「子どもの権利条約を学ぶ会」をリモート開催しています。
1989年に国連で採択された子どもの権利条約。
この条約は、個々が持つ権利について子ども自身を1人の人間として積極的に参加できるよう定められています。この条約を読み解きながら、現在の子ども達が置かれている状況を考えていきたいと思います。
このページでは、勉強会で学んだことをコツコツ記録していこうと思います。
子どもの権利条約カードブック
勉強会ではunisefの子どもの権利条約カードブックをダウンロードして使用しています。
こどもの権利条約ってなんだろう?から始まって、とてもわかりやすいです。
読んでいくと、驚きの情報がありました。
子どもの権利条約に入った国は「国連こどもの権利委員会」に定期的に国内の実施状況を報告します。
委員会ではその報告をもとに、政府の代表と話し合いをしたり評価•改善勧告を出します。
日本は2019年時点で、こどもの権利実現について委員会から4回も勧告を受けているのです。
「子どもの権利条約」に入っただけでは子どもの権利は守られません。
こどもに関わる全ての人が、この条約に書かれたことを知り学ぶことがまず必要だなと思いました。
そういえば、学校で権利条約について詳しく学んだ記憶はありません。
子ども達が「自分が持っている権利とは、、、」と初めに学べていたら、自分で幸せを掴めるように育っていける第一歩になるのではと感じました。
2021年 4月勉強会より